スポンサーリンク

日本最高峰のスパコン「oakforest-pacs」

京の時代は終わる

少し物知りの人なら日本一だったスパコン(スーパーコンピュータ)の名前を知っているでしょう。一時は世界一のスパコンだった京です。

京は理化学研究所と富士通が1120億円をかけて2012年に開発しました。現在も11,280.4(TFlop/s)という性能で世界7位の性能を誇っています。しかし、その性能を上回るスパコンが開発されました。

oakforest-pacs

読み方はおそらく”オークフォレストパックス”。これが京に変わる日本一のスパコンです。

東京大学情報基盤センターと筑波大学計算科学研究センターが72億円で開発しました。そのせいのは24,913.5(TFlop/s)!スパコンを順位付けしている団体によってこの性能は世界6位となりました。

TOP500(スパコンの順位付け)

 

詳細なスペック

比較のために元王座の京と比べてみよう

項目oakforest-pacs
性能(TFlop/s)11,280.424,913.5
CPUSPARC64TM VIIIfxIntel Xeon Phi
CPU性能(Ghz) 2.01.4
CPUコア数8core62core
CPUの数88,128個 8208個
消費電力(kW)12,6602,719

 

oakforest-pacsのここがすごい!

oakforest-pacsは世界6位ですが、他に劣らないすごい点があるのです!

大学による開発

上位を占めているスパコンの多くは国家規模でスパコンの開発を行なっています。特に中国はとにかく多くのCPUを並べて並列演算をさせることで高性能のスパコンを開発しています。しかし、oakforest-pacsは筑波大学と東京大学が開発したのです。

省電力

TOP500に消費電力が書かれています。oakforest-pacsの消費電力は2719kW莫大なエネルギーですがそれでも他のスパコンと比べると圧倒的に省電力です。1位から10位のスパコンの中で唯一oakforest-pacsよりも省電力なのは8位のみです。

運用形態

運用形態もまた変わっています。通常複数の機関によって共同開発された場合はハードウェアごとにどちらの機関が使用するかというふうに分けるのが一般的です。ただ、oakforest-pacsではCPU使用時間を用いてスパコンを二つに分けて使い、決められた時間だけは全てのシステムを一つとして動かすのです。

oakforest-pacsによってこれが変わる

ではこれだけの規模のスパコンを一体何に使うのでしょう。もちろん、今まで京で行なっていた処理をoakforest-pacsで行うことは増えるでしょう。より短い時間で大量の処理ができるわけですから。しかし、もっと身近にoakforest-pacsの恩恵を受けるであろうシミュレーションがあります。それは天気や地震の予測です。今までは海洋データと大気のデータを別で処理していました。しかし、これらを同時にシミュレーションすることが可能になり、より高い精度で予測できるとされています。天気が100%当たって地震が来る日時が正確にわかるようになる日もそう遠くないかもしれませんね。

豆知識

Linux大好きの筆者はどうしても注目してしまうことがあります。それはOSです。このスパコン筆者の大好きな系列のOSを積んでいるのです。

ログインノード; Red Hat Enterprise Linux

計算ノード:centOS

そうなんです両方RedHat系のディトロを積んでいるんです!これは本当に嬉しかった!

最後に

さて、あまり詳しくは書くことができませんでしたが、いかがだったでしょうか?この記事を読んでスパコンって面白そうだなと思ったら是非検索して見てください。ではでは。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)